みなさんは、長期金利、短期金利という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。この二つの違いとは何なのかや、そもそも「金利って何?」「いつ関係してい来るの?」という疑問にお答えしますので、住宅ローンや銀行にお金を預けるときの参考にしてください。
金利とは?
金利とはお金を貸したり借りたりする時の対価として支払うものです。たとえば、田中さんが佐藤さんに100万円貸したとします。
この時、田中さんは手元から100万円失っているので、そのお金で買えたと考えられるものを買えなくなります。
この状態を補うために払われるのが金利です。
金利が年間で1%の時、佐藤さんは1年後に田中さんへ返すお金は101万円になります。
長期金利って何?
長期金利と短期金利という用語がありますが、この違いはお金を貸す期間が1年以上かそれ未満かの違いです。
長期金利:1年以上の期間でお金を貸し出す。(例:10年物国債)
短期金利:1年未満の期間でお金を貸し出す。(例:政策金利)
長期金利と住宅ローンの関係
長期金利は住宅ローンの金利にも関係します。当然金利が低いほうが、総返済額を低く抑えられます。特に固定金利の場合、借りた時点での金利によって総返済額が大きく変わってくるでしょう。
固定金利の代表であるフラット35は、日本国債の10年金利とほぼ連動しています。いずれの金利も過去10年間はおおむね下落傾向です。2021年に入って少し上がる場面もありましたが、依然として低い状態が続いています。
*フラット35がについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
日常生活と金利
日常生活で金利のことを考えると言ったら預金金利のことが多いでしょう。現在、銀行の多くが普通預金金利を0.001%という非常に低水準にしていますが、ネット銀行だと金利が高いものがとても多いです。例えば楽天銀行は0.02%と20倍もの金利が設定されていますし、楽天証券を開設してマネーブリッジを行えば0.10%と100倍もの金利がもらえます!
また、あおぞら銀行は開設し1円以上入金するだけで0.20%と、なんと200倍もの金利がもらえます!
この際にネット銀行を開設してお得に生活してみませんか?
各銀行の預金金利についてはこちらの記事で詳しく解説してあるので良かったらご覧ください。
おわりに
以上、金利についての理解が少しでも深まれば幸いです。お金の知識を身に着けて、楽しい生活を送りたいですね。
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